ビットコイン(BTC)は今週、中東情勢の緊迫化がセンチメントの重石となり、米国のインフレデータが予想通りの鈍化を示したにもかかわらず、上値の重い展開が続いた。国内大手暗号資産交換所bitbankのアナリスト、長谷川友哉氏は、14日正午時点の円建て価格は1,010万円付近(約63,400ドル)で「やや弱含みの推移が続いている」と指摘。ドル建てではBTCは62,500ドル付近まで下落し、8月の安値に迫っている。
CPI通過も中東リスクが重石となり、ビットコインは週末に62,000ドル台へ軟化
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Aug 16, 2026 at 4:05 AM UTC · Updated 2ヶ月前 · 4 分で読める

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Last Updated
2ヶ月前
今週は1,030万円付近(約64,700ドル)からスタートしたが、米国とイランが互いに戦争賠償を求めたことで和平合意への期待が後退。原油価格の急騰を受け、米市場時間帯に1,020万円付近(約64,000ドル)まで売られた。11日にはイランがホルムズ海峡の封鎖解除の要請を改めて拒否し、BTCは1,020万円を割り込んだ。週半ばには7月のCPI発表を受けて米金利が上昇し、1,020万円台の回復に失敗。その後は底堅い推移となったものの、方向感を欠く展開となった。
長谷川氏は、米国のCPIおよび卸売物価指数(PPI)がいずれも前年比でインフレ鈍化を示し、FF金利先物市場では9月のFOMCでの利上げ期待が後退したと指摘。FedのWarsh理事が8月のインフレデータ次第で9月会合での利上げを辞さない構えを明示していたことを踏まえ、今回の数字は「市場に一定の安心感を与えた」と評価した。
しかし、マクロ経済の追い風は期待通りには機能していない。米国・イラン間の和平合意に向けた進展は確認されず、イラン戦争の激化懸念が根強く残っている。国際エネルギー機関(IEA)の月報で世界的な石油需要の減退が示されたことが今週の原油高を抑制する要因となったものの、長谷川氏は「原油価格ひいてはインフレリスクを押し上げるイラン戦争の終結が見通せない中、利上げ期待の後退によるマクロ的なサポートは期待したほど効いていない」とし、足元の値動きを地合いの弱さの表れと分析した。
同氏はさらに、今週のBTCの下落が主に米市場の取引開始直後に集中している点について「やや不気味な印象を与える」と言及。通常、為替や株式市場の取引が活発になる時間帯ではあるが、連日同様のパターンが繰り返されていることから、「機械的な大口の売りが市場を叩いている可能性がある」と警戒感を示した。
米国株との乖離が鮮明に
ドル建てBTCは、史上最高値圏で推移する米国株に追随できていない。12日の米株式市場でS&P 500とNasdaq Compositeは終値ベースで過去最高値を更新したが、BTCは13日の米市場開始時に前日比約1.3%下落し、62,570ドルまで値を下げた。
米国株との乖離について、トレーダーやアナリストからは「マクロ環境が好転しているにもかかわらずBTCが反応しないのは、現在の価格水準で買い手が不足している重要なシグナルである」との声が上がっている。
Market Context
Bitcoin
BTC
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Market Cap
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24H Volume
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24H High
$81,986
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